book on a white wooden table
コラム?

まばらな知識

 私、ともこのすごいところ。…でもあり、悪いところでもあるところ。

自己学習で何事も果敢に臨んでいってしまうところ。

 助産院のHPもブログページも、はじめは開設を専門の人にお願いしたんです。だってわからないもの。でも、「こうしたい…ああしたい…」との願望が抑えられず、ついに自分で作ってしまった。

 SEOとはなんぞや?HTML?JAVA?ちんぷんかんぷんなままに「なんか形になったじゃん!」…と。そしてデザインやらadobeやら動画編集やら、もはや何屋かどこに行きたいのかわからぬままここまできました。だからたまによくわからないことになるし、わからなくなると大混乱になる。

 そう、これは…自己満足なのです。決して生産性は良くない。だって教材費やら、よくわからず使ったコンテンツ費やら、なにより膨大な時間消費…。ケチって損するタイプ。頼んだらもっといいものできるのわかっていても、構造が知りたいしやってみたい性分。

 でもね、お陰で前なら「ホームページで集客を」とかいう宣伝に「へー!」って食いつきそうになっていたのに、今は「SEO含め自分で調整しているので大丈夫です。HPも自分で作っているので問題ないです。」って言えるようになった。そして営業さんに「どちらの業者さんにお願いしているのですか?」と言われることも褒められているようでホクホクできる。

 ポスター作りも、動画作りも、前はよくわからなかったのに、今は必要ならチャチャっと自分で作れる様になった。お陰でテレビを見ていても「この画面の作りはこうかな…?この動きはどうやってるんだ?」と変な楽しみ方もできるようになった。

 そう、全ては自己満足のため!私は自己満足に全身全霊をかけて取り組める!…これが凄いと自分で自分を褒めている。

 幼い頃からそうだった。ゲームが楽しくて、作りたくて。MS-DOSでプログラムを英語わからないのにカキカキうつして、壁を通り抜けちゃう意味ないパックマンを作って一人でホクホクしていた。きっとプログラマーとかになるんだと思っていた。でも、今は助産師。プログラミングは未だに全く理解できていない。結局あの時間は特に意味をなしていないわかるのはゲームを作るのは大変だということだけ。

 人生はいつも無駄だらけだけど、そんな無駄が私の大切な時間。自分の人生だもの。無駄でもなんでもやりたいことはやり尽くしたい。無駄も役立つこともあるし、まばらな知識もきっといつか何かになるだろう。…ならないかな?…ま、ならなくてもいいじゃん

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